ビジョン策定、Data Analysis for Everyone !

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桜の花も散り、新緑の眩しい季節が始まりつつあります。KSKアナリティクスも、新たな取組みを始めています。今回新たにビジョン:Data Analysis for Everyone! を策定しました!

KSKアナリティクスでは、経営理念として以下を掲げています。
お客様に「感動」Kを
従業員に「成長」Sを
社会・コミュニティに「貢献」Kを
これは、当社が存在し続ける限り、変わらない経営理念です。

一方で、数年先~数十年先に実現したい世界を表したもの、それがビジョンです。

Data Analysis for Everyone! (誰もが当たり前にデータ分析・活用できる社会)

【説明】
数万年前に「言葉」が生み出され、ヒトは他者と知識を共有できるようになりました。
数千年前に「文字」ができて、本によりヒトは知識を後世に残せるようになりました。
数十年前できた「Web」は、世界中の知識を共有し蓄積できるようにしました。
数年前から話題となっている「Data」は、それらが融合され新たな知識を産み出しはじめました。

一方で、一般社会において「Data」はどれくらい活用されているでしょうか?データ分析・活用はまだ黎明期です。一部の高度な技術をもった人でないとその恩恵に預かれない状態です。一般のビジネスパーソンがデータを分析・活用するにはまだ高い壁があります。なぜなら、以下の問題があるためです。

・分析ツールが高い、使いづらい
・分析できる人材がいない
・分析ノウハウがない

KSKアナリティクスは、誰もが当たり前にデータを分析・活用できる社会を作るために、「オープンソース・ソフトウェア」と現場と協働する「アナリティクス・サービス」で、これらを解決していきます。これは、たぶん日本では我々が一番得意なことであり、我々に課せられた使命です。

今から5年、2020年には、このビジョンを実現したいと思います。多くの日本企業でデータ分析・活用がもっと一般的なものとなっていった時、日本企業の価値生産性は上がり、KSK Analyticsも大きく成長していると思います。

このビジョン実現のため、これからの数年間、邁進していきたいと思います。

 

徳者事業之基

最近、中国古典を勉強し始めました。以前から読書(特に歴史)は好きでしたが、中国古典は難解なイメージがあり、老子・孟子などいくつか手に取ったものの挫折していました。。。

偶然、無料オンライン学習サイトGaccoで2月から、守屋先生の「中国古典に見る指導者の条件 | gacco」を見つけて受講しました。まだ途中ですが、こんなに中国古典って面白いんだなあ、というのを再発見しています。

中国古典は、孔子・老子・孟子・韓非子etcなど、およそ2000年前に書かれた書物が中心です。それって今の時代に通用するの?と思われるかもしれません。ただ中国古典のテーマは「人間学」です。人間の生きる意味、リーダーシップ、モチベーションなどは、この2000年間さほど変わっていないことが分かります。(だから読み継がれてるんですね。)

また私の年齢にも関係していると思います。20歳の頃に論語を読んでも、人で苦労した経験がないためリアルに感じられませんでした。でも今の42歳だからこそ改めて気付くことがあります。

その中の一つが、「徳者事業之基」(徳は事業の基なり)です。(菜根譚より)

“人間の徳、人柄というものは、事業を起こし、発展させる基礎である。
まだ基礎が固まらないうちに、建てられた家屋が堅固で長持ちしたためしはない。
人の心や志は、子孫繁栄の根本になるものである。
その根がしっかりと植えられていないのに、枝葉が立派に栄えることはない。”

普段は、最新のテクノロジーを追い求めてアナリティクス分野でビジネスを行っていますが、やはりビジネスは目的や考え方が大切なんだと改めて気づかされます。売上・利益もすごく大切、でもその根本である徳はもっと大切。まだまだ経営者としても、人間としても高めていかないといけないですね。

2016、新しいステージへ

2015年は例年にもまして、いろんな変化がありました。当社が展開しているPentaho(日立)やRevolutionAnalytics(MicroSoft)の買収、新たなサービスであるオフショア分析、ビッグデータ・IoTの活用メディア Analytics-Newsの立上げ、データ分析コンサルティングや分析チーム育成支援の案件増加、それに伴う社内体制の変更など。ビジネス面ではお客様やパートナー様のおかげで今年も昨対比20%程度の成長ができました。社内・社外ともにパズルのピースが少しずつそろってきている感覚がありますが、まだまだ目指す道半ばです。

2020年に向けて中期経営計画を策定しました。その最初の年、2016年は従来のアナリティクス・ソフトウェア事業、アナリティクス・サービス事業を分解、再統合して、「ビジネステクノロジー事業」、「データサイエンス事業」、「分析プラットフォーム事業(新事業)」で既存事業を拡大しながら、新事業を促進していきます。

当社のビジョンである “アナリティクスで社会にイノベーションを起こす最優良企業となる” の実現に向けて、今年もさらに、KaSoKuしていきたいと思います!

 

東京オフィス移転しました

2015年11月より、東京オフィスを築地(東京都中央区築地2-7-10 築地シティプラザ6F)に移転いたしました。ガラス張りのため、前のオフィスよりも明るく感じます。スペースも少し広くなりました。これも日頃お付き合いいただいているお客様、パートナー様、社員みんなのおかげです。ありがとうございます。

最寄り駅は日比谷線 築地駅または有楽町線 新富町駅となります。近くには、築地本願寺や築地市場があり、観光客でにぎわっています。ぜひお近くにお越しの際にはお寄りください。

以下オフィスの写真、右下のキャラクターは社員発案の当社ゆるキャラ?「アジャイル足軽」です。

 

Cloudera World Tokyoに出展

11月10日、目黒雅叙園で行われたCloudera World Tokyo2015にゴールドスポンサーとして参加しました。最近Hadoop、Sparkとの連携のお話しが増えてきました。今後、当社でも積極的にキャッチアップしていきたいと思います。

Hadoopの生みの親、Doug Cutting氏に当社ブースに来ていただき、記念撮影してもらいました♪ 背が高いので、当社メンバーみんな小人に見えます(笑)

Hitachi Social Innovation Forumに参加

日立さんの最大のイベントであるHitachi Social Innovation Forumに参加に参加してきました。東京国際フォーラムを2日間貸切で、来場者もすごい人でした。改めて日立グループの大きさを実感しました。

中西CEOの基調講演を聞いて、今後の方向性を感じることができました。特に印象に残ったのが、UKの鉄道サービスの事例です。
元々国営British Railwayが運営していたものを民営化したわけですが、PPP(Public-Private-Partnership)の取組みを通じて国と民が協調するスキームになっています。UK Agile Train社が金融リースを担当、日立製作所が車両製造だけでなく、車両運行まで行うとのこと。従来のメーカーの概念の超えてサービスまで一貫して行うことで、より精度の高い故障予測も可能になる。。。

日立さんだけでなく、今後のメーカーはこのようにモノ売りだけでなく、サービス売りになっていくことを実感しました。鉄道だけでなく、生産設備も工作機械も、自動車も家電も、およそ電気を使うものはすべてサービス化で勝負することになっていくんですね。

Pentahoもご紹介いただいていました!

 

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Pentaho World 2015

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2015年10月14日-16日と米国オーランドで行われたPentaho World2015に参加してきましたので、以下報告します。数年前のPartner Conferenceの規模と比べると、会場・参加者・講演者などとても豪華になり、企業として成長し、経営陣も変化していること、市場の盛り上がりなどを肌で感じました。

詳細のレポートを読まれる場合には、以下のPentahoブログにPentaho World 2015参加レポートを記載しましたので、こちらを参照ください。

http://www.pentaho-partner.jp/blog/2015/10/pentaho-world-2015.html

 

 

 

ITベンチャー支援プログラム EXIT(イグジット)

最近、大阪市様よりお声掛けいただき、ITベンチャー支援プログラム EXIT(イグジット)のメンターをさせていただいています。先輩起業家からの「メンタリング」を軸に、短期間で事業(IT分野)をブラッシュアップさせる実践型のアクセラレーションプログラムです。

私以外のメンターは、シナジーマーケテイングの谷井社長、さくらインターネットの田中社長、ロックオンの岩田社長など関西では有名なIT企業家の方々で、アドバイスされる内容など私自身も参考にさせていただいています。

参加されるスタートアップ起業家の方が、複数回のピッチやアドバイスを通して、プランを練り実行していきます。自分を振り返ってみると、創業当初は右も左も分からず、思いつくまま、ただがむしゃらに突っ走っていたと思います。あの頃に比べると、今は社員が増え、お客様が増え、製品が増え、事業もやりやすくなってきました。

ただ今もまったく落ち着くつもりはなく、チャレンジャーの精神で、新しいことを始めようとしています。そういう意味ではKSKアナリティクスもこれからのスタートアップ企業と同じです。いつまでも創業時と同じ熱い気持ちが集まる企業でありたいです。

 

データマネジメントセミナーのお知らせ

2015 年 9 月 9 日(水)に『 EC事業を成功に導く収益管理と戦略的データマネジメント 』と題して、データ分析のソリューションベンダー 3 社合同による無料セミナーを開催します。本セミナーでは、基調講演として スカイライト コンサルティング株式会社様より“経営管理“にテーマを置いてEC事業の収支管理に関する考え方と管理に必要な仕組み、運用方法、ノウハウ・業務改善策についてご講演頂きます。さらにデータ分析の具体策や最新トレンドをベンダー各社から実践事例を交えてご紹介します。

タイムテーブル

時 間 予 定
14:00 – 14:10 ご挨拶・プロローグ
【基調講演】
14:10 – 15:00
『御社のEC事業、本当に儲かってますか? 』
~EC事業で収益確保を実現する3つのポイント~

講師:スカイライト コンサルティング株式会社
統括シニアマネジャー 上妻周太郎(こうづま しゅうたろう)様
15:00 – 15:10 休憩
【講演1】
15:10 – 15:50
『ローリングフォーキャストで柔軟な経営判断を!』
(プランニング&分析ツール「Jedox」のご紹介)

講師:株式会社オープンストリーム
【講演2】
15:50 – 16:30
『多角化した事業の情報を横串に!
データ利活用を可能とする統合プラットフォーム』

講師:テクマトリックス株式会社
【講演3】
16:30 – 16:45
『本日のセミナーラップアップ&データ分析の最新トレンド!』
講師:株式会社KSKアナリティクス
16:45 – 17:00 個別相談会

 

開催要項

開催日 2015 年 9 月 9 日( 水 )
14:00 ~ 17:00( 13:30 受付開始 )
開催場所 丸ビルホール&コンファレンススクエア
地図はこちら
費用 無料(事前登録制)
定員 50 名
先着順 / 1 社につき 2 名様までのお申込みとさせて頂きます。
対象業種 EC事業にお取り組みで、経営・収支管理、運用方法などへのデータ分析・利活用にご関心のある企業様
対象職種 経営者様、経営企画部門・情報システム部門・マーケティング部門・経理部門の責任者様ならびに ご担当者様
主催 株式会社 KSK アナリティクス
株式会社オープンストリーム
テクマトリックス株式会社
お申し込み方法 お申込みフォームから、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。(株式会社オープンストリームのサイトに移動します。)
※本セミナーにお申し込み頂いた方の個人情報は、テクマトリックス株式会社および株式会社オープンストリームと共有致します。個人情報の取り扱いについてご同意の上お申し込み下さい。

世界のデータサイエンティストが好きなツールの組み合わせ

2015年のKDnuggetによるデータ分析ツールの人気投票の結果がでました。1位はR、2位にはRapidMiner、3位がSQLになっています。詳細は製品ブログでも紹介されています。

http://www.blog.rapidminer.jp/2015/06/rapidminer.html

 

面白かったのは、それらの投票数だけでなく、ツール同士のアソシエーション(関連性)を分析していることです。上位のツールがそれぞれ何と組み合わせて使われているかが分かります。

 

出典:KDnuggets

さらに面白いのは、商用ツールとOSSツールに分けた時の組み合わせです。TableauとR、RapidMinerとWekaの関連性が高く、現在のデータサイエンティストの志向が分かります。TableauとR派はビジュアライズと統計目的、RapidMinerとWeka派は機械学習モデル目的といったところでしょうか。

出典:KDnuggets

詳細の記事は以下で確認できます。

http://www.kdnuggets.com/2015/06/data-mining-data-science-tools-associations.html