1.Clouderaとのパートナーシップ、2.オフショア(ベトナム)でデータ分析を開始

今週は立て続けに2つのプレスリリースを配信しました。

1.プレスリリース:KSKアナリティクス、米国Cloudera社と販売代理店契約を締結 -Hadoopを活用したビッグデータソリューション「Cloudera Enterprise」を販売開始-

Hadoopのリーダー企業であるClouderaは、2012年のCloudera World以降さまざま取組みさせていただいてきました。また昨年のCloudera World2014では、プラチナスポンサーとして協賛させていただきました。今後も特に、ビッグデータ統計解析やデータブレンディングのソリューション提供で協業を進めてまいります。

 

2.プレスリリース:KSKアナリティクス、ベトナムIVSと協業してオフショアでビッグデータ分析 -ベトナムでデータサイエンティストを育成し、国内・アジア向けのIoT及びデータ分析需要の受け皿を目指す-

オフショア開発は皆さんご存じだと思います。今回発表した「オフショア分析」は海外の企業でデータ分析業務を委託して行うAPO(アナリティクス・プロセス・アウトソーシング)です。海外ではすでにこのモデルが大きく成長しつつあります。最も最大手は印ミューシグマ社です。約3500人のデータサイエンティストが在籍しています。

同様の流れは、近い将来日本にも当然くるでしょう。KSKアナリティクスの分析サービスのスタンスは、基本的にお客様自身で自律的な分析ができるよう支援することですが、一方でデータの前処理加工など、やはり地道な仕事は誰かがしなければなりません。分析で継続的なビジネス価値を出し続けるには、それらも含めてお手伝いできることが必要です。

今ベトナムでデータサイエンティストとなる方に、NYSOLやR、RapidMinerなどのOSSの分析ツールの教育や実習を行っています。大学や大学院で統計学を勉強してきた方などもおり、またもともとUnixのエンジニアの方なので習得が早いです。今年にはまず10名、2017年までに100名の分析者育成を予定しています。

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